記念切手って、もっと価値の出るものかと思っていました

親が郵便局に勤めていた関係で、両親は記念切手の収集が趣味で、多くの切手を集めていました。記念切手が出るたびに、お金をつぎ込み、何シートも購入をしていました。公務員ですので、あまり経済的には裕福ではないにも関わらず、将来価値が出るから、という理由で、です。

その影響もあって、私も記念切手を集めるのが趣味になりました。もちろん私の場合、子どもでしたのでシート買いではなく、1枚単位で購入して、それを切手帳に整理していく、という方法です。ただ私の場合、いつしかそのようなものには興味がなくなり、やめてしまいましたが。

ところが最近、父が他界して、母も高齢となったため、母がいわゆる「断捨離」を始めました。その対象の一つが、収集をした切手でした。母は切手にはほぼその値段の価値しかない、と、人づてに聞いて、私にゆうパックを送ってくるとき、記念切手をどんどん使って送ってきていましたので、大変気になりました。いやそんなことはない、価値はあるものもあるはずだ、あの大量の切手の中には少しくらいは、と思って、まずは母に私が行くまで切手を使うのはやめておいて、と釘を刺しておきました。

ある日実家に戻り、その大量の切手を一つひとつネットで価値を確認していきました。しかしながら、どの切手もほぼ価値は額面どおりであることを知りました。そして、それを買い取ってくれるところにもっていったとしたら、額面以下にしかならないことも知りました。愕然としました。両親はその切手をお金のない時代に大量に購入しており、その価値が額面どおりしかないとなると、現在の貨幣価値から考えれば多くの損失になるということです。一生懸命両親が集めていたものが、そういった価値しかないとなると、気の毒に思えました。

記念切手の中にも、価値のあるものは少しはあるとのことなので、記念切手 高価買取で調べてもらったところ、何枚かは額面以上の値段がついたものもありましたが、残念ながら、あの枚数でたったこれだけ?という数しかありませんでした。額面以上の切手を売却してからは、切手を地道に私に荷物を送ってくるときに使ってもらい、少しでも価値ある使い方にしてもらうことにしました。